つぎはぎ日本一周

『淡路島』

2016.4.29



 今回は、連休をしっかり楽しむことにした。淡路島へ。前日仕事をしてからの準備ということで、遅めの10時に出発。福石SAに着いた時には深夜2時を過ぎていた。ここで、限界。まだ、淡路島まで少し距離はあるが、この日はここで車中泊。いつものように、低反発マットで快適に眠ることができた。翌朝、7時に目が覚め、淡路島へ向かう。淡路島に入り、道の駅に車をとめようとしたのだが、明石大橋のすぐ近くの「道の駅あわじ」はサイクリングのための駐車禁止だったので、その他の駐車場を探す。南に向かって少しすると、道の駅東浦ターミナルパークがあった。ここは、駐車場が二つに分かれていて、長時間駐車用と、短時間用とになっていた。その短時間用は無料だが、長時間のほうは24時間500円という料金設定だった。今回、長くとめることになるので、迷わず500円の方へ駐車。これで、気兼ねなく駐車できる。なんだかんだで、結局、スタートできたのは、9時35分。今日も車中泊をする予定にしていたので、なんとしても淡路島1周160キロぐらいを走らなくてはならないのだが、出発時刻が遅くなってしまった。
 国道28号を南下していく。道の駅でもそうだったが、国道でもロードバイクをよく見かけた。淡路島は自転車乗りが多い。ところどころ、自転車ラックもあった。ただ、道自体は狭く、自転車専用レーンもないため、自動車が結構すぐ近くを高速で走っていく。まあ、これだけロードバイクが多いと、車の方もそうなるのだろう。子ども連れも結構いたのだが、子どもにはちょっと怖いかもしれない。道がもうちょっと整備されていたらなあ~と思った。
 海岸線に国道が通っているため、景色はよく、車のことを除けば、気持ちよく走ることができる。

   

    

洲本から南は、やや道が険しくなる。探偵ナイトスクープで紹介されたというナゾのパラダイスという看板が・・・なんとなく、記憶が・・・。まあ、時間がないのと、あやしすぎるので入らなかったが、写真ほどは撮っておいた。

   

    

 再び海岸線の道へ出る。途中で、モンキーセンターなどもあった。海女さん?海の中にもぐって貝を採っている漁師さんがあちこちに。

   

 青空も広がってきて、いい感じの海の景色。やっぱり青空の中の自然の風景は最高。本当に綺麗。

      

 灘というあたりから、再びアップダウンがある道へ。どんなにゆっくりでもこつこつと進めば、必ず峠は来る。そう思って、激坂を楽しむ?このあたりで、何回か、同じ青年と出会う。こちらが、景色の写真を撮っていると、追い抜かれ、その逆で、また追い抜いたりと、同じ鳴門大橋へ向かっているのだとは思ったが、あいさつ程度でそんなにはお話はしなかった。

    

    

 福良港近くの公園で、本日の昼食。今回からデビューのコールマン製のコンパクトケトルを使用してお湯を沸かす。このケトル、取っ手が固定できたり、ふたが落ちにくくなっていたりと使いやすい。旅先で、こうしてお湯を沸かすというのが最近のお気に入り。気分的に旅を盛り上げてくれるイベントになっている。まあ、昼食といってもカップ麺だけなのだが・・・・、最後のコーヒーも贅沢感があり外せない。
 福良港は、サイクルラックなどもあり、やはり自転車乗りも多かった。足湯などもあったが、本日は、とにかく淡路島一周をなんとかクリアしないといけないので、パス。ちょうど半分ぐらいの行程を終えた感じか、午後3時を過ぎている。このままだと、暗い中での走行となりそう。
 そうは、言っても鳴門大橋はやはりパスするわけにはいかない。ここは本日のメインだ。
 鳴門大橋の公園へ到着。ここでも、再び先ほどの青年と遭遇。
 鳴門大橋のすごいスケールを感じながら、先へ進む。先ほどの青年は、すでに出発したみたいだった。

        

 淡路島の道には、ところどころ自転車用の駐車スペース?緑の道しるべというところがあった。トイレがあるところと、ただ駐車スペースだけというところもあったが、トイレがあるところなら、車中泊もできそうだ。
 南側の海岸線の県道31号を進んでいると、再び先ほどの青年と遭遇。これだけ、何度も会うということは、何かの縁と思い、いろいろ話をしてみたところ、今回が、ロングツーリングが初ということで、神戸からフェリーに乗って淡路島1周するというコースだった。これから先は同じコースなので、一緒に行こう、ということになった。
 夕日がきれいな時間帯になり、写真を撮らせてもらったりしながら一緒に進んでいった。

   

   

 そして、ついに真っ暗に・・・。4000カンデラの強力ライトのおかげで危険を感じることはなく進めた。そして今回は、一人ではなく、青年と二人で走行しているので、本当に心強い。暗い中でパンクなどがあったら、結構大変なのだが、二人ならなんとかなるし、なんだかんだ安心感が違う。
 対岸の明かりが綺麗。そろそろ明石大橋が近づいてきた。
 フェリー乗り場に到着。午後8時30分。ここで、初めて、お互いの名前を言い、お互いお礼を言った。早瀬さんという方で、社会人3年目と、わが息子たちとほぼ同年代。それでも、こうしてロードバイクで一緒に走ると一体感ができるから不思議だ。一人だったら、暗い中走るのは、モチベーションが下がってもっと時間がかかっていたかもしれない。出会いに感謝。早瀬さんは自走で来たそうで、神戸からもう10キロ走らないといけないらしい。私もスタート地点までもう少しあるので、お互いの安全を祈って、お別れした。
 一人で、暗い中走り道の駅東浦ターミナルパークに到着。午後9時30分。本当は温泉に行きたかったのだが、この時間では無理そうだし、一度駐車場を出ると、24時間500円の駐車料金がもう500円必要になってしまうので、(節約、節約)途中で買ったコンビニ弁当が今晩の夕食。そして、温泉は明日のお楽しみということで、本日は終了。そのまま、車中泊。疲れと、昨日の寝不足からすぐにぼろ雑巾のように眠りに入った。

  


 走行距離 156㎞
 高速料金 浜田~淡路島 7380円
 駐車料金 500円
       

 

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