つぎはぎ日本一周

『諫早‐早岐』

2016.4.2


 春とは言っても、やはり朝は冷えこむ。車の中の寝袋に入っているぶんにはいいが、外に出ると寒い。この寒さには、やはり温かい朝食、シングルバーナーでお湯を沸かし、カップ麺を食べる。

 

 本日の予定ルートは、大村湾の東側の海岸線を進み、早岐まで、そこからJRで輪行をして再び諫早へもどるというもの。出発の準備をしてまずは、諫早駅の確認をする。ロードに乗って、駅までいき、いざ、本格的に、早岐へ向かいスタートしようと思ったとき、大切なものを忘れていることに気が付いた。それは、輪行バック。これがないと、帰りにJRを利用することができない、危ない危ない。ベッドの下で土台がわりにしている自転車用のボックスの中にはいつも入れているので、それをとりに、再び神社の駐車場へ戻る。そうこうしていると、朝の8時。再スタートを切ろうとしたら、駐車場の係の方が来て、夜間のチェーンを外された。10時に開錠と表示してあるのだが...。まあ、遅くなるより参拝者の方にとってはありがたいことだ。  

 さて、北へ向かってロードバイクを走らせる。ちょうど桜の時期、ところどころで、きれいな桜が目を楽しませてくれる。

 

国道 34号を北上していくと、大村公園という表示が・・・。ちらっと見ると、桜が見えたので、よってみることにした。すると、見事な桜並木。しかも、満開。よってみて大正解。玖島城跡にできている公園ということで、天守閣はないが、櫓などがあり、桜と絶妙にマッチし、とても絵になる公園だった。、何枚も写真をとった。天守閣跡にも行ってみた。


    


   

 大村公園をあとにして、さらに北上し国道205号線に入る。ハウステンボス駅が見えてきた。ここも、今回は写真だけ。最近は、アイデアによって、経営難から脱し、賑わっているらしい。入口付近でも華やかな雰囲気が感じられた。

     

 その少し先の早岐という駅を本日のゴールとした。時間的にはまだ行けそうではあったが、以前の『つぎはぎ日本一周』で通ったルートと重なるのでここでよしとした。距離にして54キロ。
 久々の輪行。今までは、付属のバンドで自転車を固定していたが、今回から、ただの紐。これが結構万能だし、手早い。2重3重にすれば、結構しっかり固定もできる。ただ、電車の中で、輪行バックを固定するのは100均のバンドにした。これは、駅に到着したときに、さっと外せるという利点からだ。

    

     

 電車は、一番いいポジションに輪行バックを手っちできた。ここは、電車の一番前、進行方向の景色もばっちり見える。鉄道マニアにはたまらない景色だろう。この場所はずっと立っていなくてはならない場所ではあるが、景色を眺めるのが面白かったので、結構立っていた。それでも、後半はやや疲れたので、あいている席へうつる。バンドでしっかり固定しているので、離れても大丈夫。
 そうこうしているうちに、やく1時間でスタート地点の諫早へ到着。駅で、再びロードバイクを組み立て、諫早の散策へ出かけた。以前も来たところであるが、有名な眼鏡橋や、その近くの諫早城址などに行った。本丸跡には、立派な楠があった。なかなかの迫力。眼鏡橋の横の小川にかかる橋と、その近くの桜もとてもきれいだった。

     

   

 これにて、今回の旅も終了。観光ツアープラス ロードバイクという新たなパターン。なかなかおもしろかった。

 走行距離 54㎞
 JR早岐~諫早  1110円
 高速料金 諫早~美祢東 4140円 (ETC割)       

 

バックつぎはぎ日本一周ネクスト













『つぎはぎ日本一周』