つぎはぎ日本一周

『萩 相島』

2016.7.17


 今回は、萩の相島へ行くことにした。萩港からフェリーが出発するので、近いのではあるが、車中泊自体を楽しみたいということと、暑い時期の車中泊用の網戸を使ってみるという目的で前日にマリーナ萩の駐車場に到着。車中泊をする。網戸はしっかり窓をつつみ、ばっちりだった。これで、夏の車中泊もOK。ただ、熱帯夜は扇風機がないので、厳しいかも。
 翌朝、シングルバーナーでカップ麺で朝食。この時間がいい。
 朝早いけれど、防波堤には釣り人がちらほら。そんな釣り人に交じってなんと、人のすぐ横に白鷺が・・・。釣った魚を狙っているよう。これだけ人を怖がらずに寄られると、人の方がちょっと怖いかも。

 萩港から行くのだが、思った以上に人が多い。なぜ?と思って、近くの人に聞いてみると、相島はスイカの産地で、オーナー制度で、本日が収穫とのこと。ほとんどの人が、このイベントの参加者らしい。面白そう。
 行きのフェリーで海を見ていると、何かが海面を飛んでいる。よく見ると、なんと、トビウオ。本当に鳥のように羽ばたいてスピードをつけ、そのあと、グライダーのようにすーと海面と平行に飛んでいた。結構な距離を飛ぶんだなあと妙に感心。いいものを見た。

 

 島に着いたら、たくさんの人が、イベント会場へ。私は、島巡りへ出発。

   

最初は東の方から島を一周しようとしたが、畑への道が枝のようにわかれているような感じで、行ったり来たりの島一周となった。そうは行っても、島の景色は美しく、たばこ畑、スイカ畑など、バックの海といい感じだった。スイカが見事、カラスにやられているようなのもあり、農家の人もなかなか大変だ。

     

     

    

 島の西側の道を行くと、ひまわりロードというような道があり、ひまわりがたくさん咲いていた。さらに行くと、オーナー制の畑らしく、「アイちゃん、シマくん農園」という看板があった。そこの畑のスイカはすでに、オーナーの人たちが収穫したようだった。今度は、その畑から見えていた学校方面に行ってみた。ここも、他の離島と同じように、小学校と、中学校が同じ校舎で勉強しているようだった。

    

     

 港にもどると、シーカヤックが2艇ほど、とまっていた。ここまで、漕いで来たらしい。さすが。シーカヤックを眺めていると、乗っていた方が、声を掛けてくれた。同じ趣味を持った人というのはすぐに意気投合する。阿武からカヤックを漕いで来たらしい。目的はずばり、スイカ。地元の農家の方に連絡を入れていて、直接購入するために、カヤックで来たらしい。すごい。話しているうちに、さそわれて、島の農家の方のトラックに乗り、一緒にスイカ狩りをすることになった。農家の方が選んでくれ、自転車ではあったが、特大サイズを購入。2500円なり。大きいのがおいしいとのこと。持ってきていたマイバックに入れるが、きつきつ。(家に帰って計測すると、12.4キロだった)
 しばし、シーカヤックの方たちと、お話をする。カヤックを見せてもらうと、有名メーカーのもの。触ると、非常に丈夫そう。私の3分割カヤックは、同じFRPではあるが、力を入れると、ペコッとへこみそうな感じの厚さだが、メーカー製のものはカヤックの上に腰かけてもびくともしない感じだった。現に、持ち主の方は、カヤックに座って話をしていた。う~ん。これはなんとか自分のカヤックも丈夫にする対策をしなくては心配という気持ちが出てきた。(後に、修理の時使ったFRP用の補修セットで、3分割の中央部を補強した・・・結構丈夫になった。たぶんもう座っても大丈夫) 
       
 楽しい出会いのあった 島巡りだった。帰って、さっそくスイカを切ってみる。うまそう~。冷やして食べてみたが、ばっちり。


うまかった~。

 走行距離 ガーミン不調のためわからず。
 フェリー代往復  人 610円×2  自転車 300円×2(だったかな?)
 駐車場代  300円      

 

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