つぎはぎ日本一周

『南知多町~伊良湖』

2016.8.10


 朝食も、手作り感満載のとてもおいしい食事だった。特にテングサから作ったところてんはさっぱりしていてうまかった。朝も、母とおかみさんは仲良くお話タイム。その間に、出発の準備などをした。今日のルートは、海岸線を進み、豊橋までの予定であるが、余裕があったら、先へ進むつもりでいた。

 宿をスタートし、海岸線を通る。この辺りは、旅館やホテルが多く、観光客も多いのだろう。暑い夏の『つぎはぎ日本一周』ではコンビニのかき氷が最高。これを食べると元気が出る。途中、ロードバイクに乗った青年に会う。最近始めたばかりだという。すごく体格がいいと思っていたら、ラグビーをやっていたということだった。最初は先輩に誘われていやいやつきあっていたロードバイクも今ではすっかりはまって、自分のロードバイクを購入したというような話をしてくれた。私の旅についても少し話したら、とても興味を示してくれた。お互いの安全を祈ってお別れした。同じ趣味を持つ者というのは、本当にすぐに仲良くなることができる。旅の途中で、何度かこうした出会いがあるが、これも、うれしい出来事の一つだ。

   


 県道273号を北上し、265号に入る。少し行くと、有料の海底トンネルがあった。有料ということなので、きっと自転車は通れないだろうと思って事務所で聞いてみると、自転車歩行者専用のトンネルがあるとのこと、ありがたいことにこちらは無料。さっそく行ってみる。すると、例のごとく、自転車は押して進むという方式。やっぱりなあと思いながら海底へむけて、階段を進む。地下11階という表示のところで、通路が見えてきた。この通路を300mぐらい進んで、川を渡る。再び11階自転車を押しながら地上へ向かう。自動車道の横に歩行者、自転車専用のレーンを作ってくれるとありがたいのだけれど・・・。まあ、無料で渡れたし、遠回りしなくてすんだので、よしとしよう。

             

 今日の昼食は、コンビニ弁当。食堂やファミレスなどに入ってゆっくり休憩しながらの昼食もいいが、弁当も遠足のようで好きだ。さて、その後蒲郡駅を通過。駅の前にヨットの模型?が展示してあった。この辺りは何か関係があるのかと思い、帰って調べてみると、かつてアメリカズカップに出場した日本のヨットチームのベースキャンプがあったところだそうだ。なるほど。


     

国道23号線を進んでいると、昨日に引き続き睡魔が・・・。やはり無理をせず、少し休憩ということで、馬引神社というところの境内にいい感じの木陰があったので、そこで、横にならしてもらった。これが、また、気持ちよかった。

  

 15分ぐらい休憩して、再びスタート。豊橋が本日の宿だったのだが、まだ、余裕があったので、先へ進むことにした。両親に連絡すると、そこまで迎えに来てもらえることになっていたので、行けるところまで行くことにした。
 ガーミンがだめになったので、先日買ったGP102を自転車に取り付けできるように改造してスピードメーターとしても活用した。やや、文字が小さいけれど、これで十分。取り外しもワンタッチでできるようにしたので、徒歩で、行く場合も、すぐに持っていけるところもいい。

    

 植田バイパス、田原バイパスと快適に進む。国道259号線に入る。風力発電が何基もならんでいるところがあった。以前だったら、感激していただろうが、最近は、あちこちにこうした施設ができている。島根県でも江津などは山にも海にもたくさんの風力発電が並んでいる。渥美半島の最西端、伊良湖岬。ここを本日のゴールとして、進む。途中 両親に連絡をとり、伊良湖岬の道の駅に迎えに来てもらうことに。ただ、ここまで来るのに、少し時間がかかるということだった。そうこうするうちに、伊良湖岬に到着。最初に灯台へ行ってみることにした。岬なので、灯台ははずせない。小じんまりした灯台だったが、なかなか感じもよかった。

    

 道の駅で両親を待っていると、夕日がとても綺麗ということに気がついた。まるで、PCの壁紙にでもできるのではというような景色が空一面に広がっているではないか。さっそく、α300で夕日の撮影。いやしの時間となった。
 両親が迎えに来た時は、すでに暗くなっていたが、両親も途中で、夕日がきれいということで、カメラで撮影したらしい。

  

 この日はビジネスホテルだったので、夕食は途中で、かつの専門店に入って食べる。今日は、テレビもあったので、オリンピック観戦をして就寝。本日は移動距離124.82キロとなかなかがんばった。
 走行距離 124.82km
 宿泊費   4290円×3 (朝食こみ)

 

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